環境配慮型表面処理

Echote

環境に負荷をかけず強度・耐久性能を向上

住宅の安心・安全を支える接合金物の耐久性を高めるには、表面処理が欠かせません。一方で、地球環境保全の観点から環境に配慮した表面処理が求められています。タナカでは、環境に負荷をかけず強度性能、耐久性能を高める「エコネクターシリーズ」を取り揃えています。

エコート®

「エコートⓇWH処理」は亜鉛系特殊無機皮膜と特殊樹脂皮膜の2層構造とすることで、亜鉛系特殊無機皮膜の持つ防錆防食性能に加え、酸・アルカリ等に対する耐薬品性、異種金属接触腐食防止機能、施工キズに対する防錆防食性を向上させた高耐久性表面処理です。六価クロム化合物を含まず、環境負荷が少ない表面処理です。

地球環境に配慮したクロムフリーを象徴した色と形によるシンボルマーク。タイプフェースはフチ取りデザインにより表面処理を表しています。

環境保全と耐久力を満たす接合金物

弊社は強度性能、耐久性を高めると同時に環境問題にも配慮した「エコート®WH処理」を採用し、従来から取り揃えていた「エコネクターシリーズ」を「エコート®WH処理」「スーパーダイマ®」仕様に一新し、接合金物の「クロムフリー化」をさらに進めていきます。

接合金物の表面処理について

平成12年建設省告示1460号制定以降、木造住宅用接合金物の果たす役割とその重要性が認識され、それに伴い接合金物の耐久性を高めるため、その表面処理は重要な役割を果たしています。

平成24年には公益財団法人日本住宅・木材技術センターが定める「木造建築用接合金物認定規定」が改正、施工されました。この改正により、新たに接合金物の使用環境区分が定められるとともに、防錆防食処理等の性能認定も実施されるなど、表面処理についても新たな段階に突入しました。

また、近年、地球環境保の立場から有害物質である六価クロム化合物を含まない、環境問題に配慮した表面処理が求められるようになりました。

こういった状況の中で弊社は強度性能、耐久性能を高めると同時に環境問題にも配慮した「エコネクターシリーズ」を取り揃えています。

表面加工の進化

  • 〈 接合金物 〉

  • 〈 接合具 〉

防錆防食性能

「エコートⓇWH処理」は以下の項目について、亜鉛メッキ+有色クロメート処理(JIS H 8610 2種3級 Ep-Fe/Zn8/CM2)と同等以上の防錆防食性能を有していることを確認しています。((一財)日本建築センター建築技術審査証明)

  • 「エコートⓇWH処理」は優れた防錆性能から住宅金物用防錆処理技術として(一財)日本建築センターの建築技術審査証明を取得しています。
  • 性能認定 B2-10G18-01取得
  • 塩水噴霧試験(JIS Z 2371)による防錆防食性能
  • 防腐防蟻材処理木材および木酸を含む酸性木材と接触した状態での防錆防食性能
  • 木酸を含む酸性木材と接触した状態におけるステンレス金物による異種金属接触腐食の防止性能
  • 工具による締付け傷を与えた状態で木酸を含む酸性木材に接触させた状態での防錆防食性能
  • コンクリート中に埋没した状態での防錆防食性能
  • 詳細につきましては(一財)日本建築センターの「建築技術審査証明書」がございます。

「エコートⓇWH処理」はNOFメタルコーティングス(株)の登録商標です。

「スーパダイマⓇ」は日本製鉄(株)の登録商標です。

耐酸性木材性能確認試験

  • 電気亜鉛めっき8ミクロンメート

  • エコートⓇWH処理